昨日は、台風の前の大雨で散歩はお休み、月一回行かなきゃならない睡眠時無呼吸症の通院後、昼はいつものようにサウナへ行くと、サウナで元上司の山本さんと会い、いつものように一緒に昼飲み、その後、もう一度サウナに入って帰宅、山本さんがサウナ前の椅子で居眠りをして居たので、先に帰ると声をかけて帰った。
家では、また白ワインを開けて、昼飲みの続き、YouTubeを見ながら飲んでいるといつの間にか気を失っていて、目が覚めたのは10時前だった。すぐに二度寝開始、次の起きたのが、朝の四時半、いつもの時間だ。
それでは、今日は金沢での仕事の話をします。
金沢支店の潤滑油課は担当エリアは富山、石川、福井の北陸三県、富山が一番の需要地だが、石川の小松製作所も需要家としては無視できない大手需要家だ。
全国の統轄支店では四国の高松と並び、最も小さい支店だ。潤滑油と一言で行ってもその種類はさまざまで、普通の人はエンジンオイル位しか知らないが、その他、工業用の潤滑油の種類はすごく多い。
大支店の潤滑油課は油担制と言って、潤滑油の種類毎の担当になっているが、小支店ではそうもいかず、金沢では、県担制だった。私は石川県の担当で、油担は陸運・建設、所謂ジーゼルエンジンオイル。
ジーゼルエンジンオイルには粘度指数によって、シングルグレードとマルチグレードに別れる。油は熱いとサラサラ、寒いとドロドロになる。その度合いが少ないのがマルチグレードオイル。モービル1のコマーシャルを思い出してもらうと分かりやすい。始動時や冬場の燃費が良くなる。燃料代の節約になり、コスト削減ができるが、オイルの値段が高い。これを売っていた。
一つの思い出は、JRにこれを売り込んだことだ。でっかい機動車で冬場の起動性の試験をやってそれを全国の技術発表会で発表した。当時のJRでは冬場は機動車のエンジンは止めない、一晩中回しっぱなしだ。一度止めるとエンジンが掛かりにくくなるそうだが、何とも燃料がもったいないことだ。そこでマルチグレードエンジンオイルの紹介となる。私が居た時は、正式採用にはならなかったが、後任者で納入に成功したらしい。少しでも自分の足跡が残せたのは誇らしいことだ。そんなこんなで朝から晩の遅くまで働いていた記憶がある。
それでは、今日はこれ位にして、台風一過の空を見ながら散歩に行ってきます。