今日は、朝から千葉で採用面接がある、6時30分には出かけるので、手早く済ませる。
さあ始めよう。
大宮の実習を終え、配属先の金沢へは当時、急行列車が一本あったので、それで向かった。同じ事務系潤滑油配属の先輩が駅まで迎えに来てくれた。その日は寮生たちでスキーに行っており、少し駅で待たされたので、不安だったのを覚えている。まあそれでもなんとか寮に着いた。
独身寮の名は「白山寮」一軒家に寮生は五人いて、寮母さんは通いで、料理を作ってくれていた。この家は、元の北國新聞の社長の家らしい。立派な家に部屋ごとに二人ずつ分かれて住んだ。
周りに知り合いもなく、寮生は本当に家族、兄弟のように、休みは一緒にどこにでも行った。
まだ、これから辛い二年半が始まるとは、夢にも思わなかった。
その話は、また明日にしよう。
それでは、朝風呂に行って来ます。