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ブログ五十五日目、今日は冷え込みそう

今日は、朝から千葉に直行だが、今年一番の冷え込みのようで、昨日コートを出した。

だんだん秋が深まり、冬に向けて季節が動いているのがよくわかる。昨日の会議でもう年末の仕事納めの話が出ていた。

それでは昨日の続き、

久慈には、総務課長で4年、副所長で2年、計6年と社歴でも最も長い赴任となった。地元でも市長さん他、多くの方々と知合になる機会を得た。

着任当時は、操業は通常に戻っていたものの、高台に非常用設備を建設中で、まだ震災からの復興工事が続いていた。毎朝、建設関係者の朝礼に役職者が交代で参加していたが、工事の現場に仕事で立ち入ることは初めてだったので、最初は緊張した。

総務課の仕事は、総・経・人に関わる業務で、毎日、会計伝票が沢山回ってきた。また見学者の受け入れを再開したので、最初の年は随分多くの見学者への説明を行い、最後には説明内容をもう暗記するまでになっていた。また、高卒の新入社員の採用も行い、地元の高校周りから始めた。結構毎日、忙しく仕事をしていた。ただ、基地への通勤は会社手配の通勤バスがあり、行きと帰りの時間が決まっているので、殆ど残業もなかった。

高台設備の建設が終わり、試運転も終わると、今度は、実際に原油を地下タンクからタンカーに払い出す、緊急放出訓練が行われた。丁度、10月で今よりちょっと早い頃で、台風シーズンだった。

本来、タンカーをつけたら、一晩かけて原油を払い出し、そのまま、原油を地下タンクにまた戻すことになっていたが、丁度台風がきていて、タンカーに原油を積み込んだところでタンカーは避難して、台風が過ぎてからまた戻って原油の荷上げを行った。訓練としては、払い出し、荷上げを2回に分けて行ったので、着桟作業を2回やることができ、経験値をあげる事ができた。

この緊急放出訓練が終わり、やっと震災から復旧・復興が完了した。いよいよ通常勤務に入る。

従来から、備蓄基地勤務は閑職と見られ、のんびりと仕事ができると考えられていたが、さすがに震災からの復旧・復興工事の間は、本当に忙しかった。

それも終わって、のんびりペースの仕事の流れが始まった。

基地の使命は、国民の財産である原油を安全に保管することであり、何よりも事件・事故がないことであり、安全に関する訓練や監査等のイベントが多かった。その度に門前の独身寮の会議室で懇親会が行われ、年間でだいぶ飲んだなと思う。美味しいお酒と美味しい料理を堪能させていただいた。

それでは、今日はこの位で、また明日。

 

 

 

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