この所、9時前に寝ると気がつくと12時前後に目が覚める。昼間眠くなるのが困る
さて、次の赴任地は、岩手県は盛岡市、初めての東北勤務で、九州生まれの私も妻も初めての経験だ。
東北支店は販売一課と二課に分かれ東北地方を北と南に分けて管轄している。北が一課で南が二課だ。販売一課は元の盛岡支店の後を引き継いでいる。秋田には大手の山二、青森には、小鹿産業を持つ、重要なエリアだ。
当時、販売部次長だった元上司の田中さんの配慮だと思う。有難いことだ。
埼玉アポロを後にする時、送別会では三年間の苦労を思い出して思わず涙が出た。次の盛岡ではどんな試練が待っているやら、と思って赴任した。
四月の着任だったが、盛岡にはまだ雪が残り、最高気温も10℃に届かなかった。今まで金沢、東京、広島、大阪、さいたまと転勤してきたが、ひときわ田舎の雰囲気が強く感じられた。盛岡の人口は30万人ほどだ。岩手県はよく広さは四国に匹敵すると言われるが、実際はもっと小さく、東京、神奈川、埼玉、千葉を一緒にした位とのことだ。そこに120万人程の人が住んでいる。川崎市の人口より少ない。
元々、東北新幹線は盛岡終着だった(赴任時は八戸終着、退任時は新青森)し、秋田新幹線との分岐も盛岡である、北東北の玄関口と言える。広いので県南、県北、三陸、どこに行くのにも遠い。青森、秋田に行くにも2時間かかる。随分と車に乗る時間が長くなった。でも幸い課長になって運転することは減った。2年間の赴任期間だったが、その間、東北大震災には会ったし、いろんな経験をさせてもらった。その話はまた明日。
では、朝散歩に行ってきます。